映画『国宝』の小説の在庫が気になって
正直に言うと、吉田修一さんの『国宝』は、前からずーっと読んでみたいと思っていた作品でした。
でも、何かこう、読むのに気合いがいる気がして、ずるずる先延ばしにしてたんですよね。
でも先日、友だちとのカフェ帰りにふとSNSで「映画化」って文字を見かけて、あれっ? って二度見しました。知らないうちに映画になるって…まさかの展開すぎて、ちょっとびっくり。しかももう公開間近っぽい感じで、完全に乗り遅れてた私。
となると、これは小説の方も一気に注目度が上がって、在庫薄になるのでは?と予感がして。で、いつもチェックしてる「予約と在庫クリップ」さんを見てみたら、やっぱりでした。
在庫がかなり動いてるみたいで、売り切れの書店も出てきてるとか。うーん、映画公開と同時にドカッと話題になっちゃうと、読みたくても手に入らないパターン…あり得る。
ちなみに私は映画よりも原作本を先に読みたい派なんですよね。
映像で先にストーリーを知っちゃうと、どうしても登場人物の顔とか声とか、脳内で固定されちゃうから。自分のペースで、想像しながら読み進めたいし、なにより小説の描写でしか感じ取れない、あの繊細な感情の揺れとか余白とかがすごく好きなんです。
まあ今、タイミング的にも在庫チェックしておいて損はないと思いますね。リアル書店もいいけど、動くのが遅いと通販の方が早めに売り切れる印象もありますし。
私もこれ書いたあとに、たぶんポチります。っていうか、買えなかったら相当へこむ気しかしない。さすがに初版は無理だと思いますが、映画の前に、きちんと文字で向き合いたい、そんな作品だと思ってます。